謝辞には、構成があり、ゲストへのお礼、祝福へのお礼、今後の支援など盛り込まなくてはいけない要素があります。
その要素を取り入れた上で、気持ちや抱負などのオリジナル的な要素を付け加えていきます。
親が挨拶する場合は少し要素が違いますので気を付けましょう。
また、話す時間は2分ほどを想定するといいでしょう。
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■謝辞の構成に必要な項目
1. 自己紹介
2. ゲストへのお礼
3. 媒酌人へのお礼
4. 祝福へのお礼
5. 親としての心情
6. 今後の新郎新婦へのお願い
7. 結びの言葉
■謝辞構成のサンプル例
新郎の父、○○○○でございます。○○、○○両家を代表いたしまして、ひと言お礼のご挨拶を申し上げます。
本日はお忙しい中、皆様にご列席賜わり、誠にありがとうございました。
このたび、○○様(媒酌人)ご夫妻のご媒酌をいただき、花婿と花嫁の結婚があいととのいました。
○○様(媒酌人)には、この場をお借り致しまして、心より御礼申し上げます。
本日は皆様からたくさんのご祝辞や心あたたまる励ましのお言葉を頂きました。
私ども両親、親族にとりましても、誠にありがたいことと、深く感謝申し上げます。
新郎新婦には、今日の喜びと感激を忘れぬよう努力を続け、皆様のご期待に添えるような、
楽しくて明るい家庭を築いていって欲しいと願っております。
とはいえ、まだ若い2人のことでございますので、今後とも皆様にはお世話になることと存じますが、
あたたかいご指導、ご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
慣れない宴席で不行き届きの点もあったかと存じますが、どうかお許しください。
結びに皆様のご健康をお祈り申し上げ、両家代表のごあいさつにかえさせていただきます。
本日は、まことにありがとうございました。
〇気候や天気が悪い場合に使う言葉の例文
・寒さの厳しき中を、○○と○○の結婚披露宴にお運びくださいまして、心より御礼申し上げます。
・暑さの厳しい中を、ご臨席いただきましたこと、深く感謝申し上げます。
・お足元が悪い中をお越しいただき、誠にありがとうございます。
〇最初の挨拶 例文
・本日はご多用のところ、本日は○○と○○のために、お忙しい中お越しくださいまして、本当にありがとうございます。
・本日はお忙しいところ、○○と○○のためにご参集賜わりまして、誠にありがとうございます。
・皆様、本日はご多用中のところ、○○家、○○家の結婚披露宴にご列席いただき、誠にありがとうございます。
・本日はご多用中にもかかわらず、かくも多数の皆様にご臨席を賜わりまして、誠にありがとうございます。
〇祝福へのお礼 例文
・先ほどからたくさんのお祝いの言葉をちょうだい致しまして、身に余る光栄と、心から感謝しております。
・先ほどはご媒酌人の○○様をはじめ、皆様から身に余るお祝いのお言葉、分に過ぎるご紹介をいただき、心より御礼申し上げます。
・新郎新婦へのあたたかいお祝いや励ましのお言葉をちょうだいし、親として感無量でございます。
・先ほどより皆様から身に余るご祝辞や有益なご助言をいただき、新郎新婦はもとより、両家親族一同この上ない喜びと存じ、心より御礼申し上げます。
〇今後の指導・支援について 例文
・まだ若い2人のことでございます。今後とも皆様のお導きが必要となることでしょう。あたたかいご指導を、何卒よろしくお願い申し上げます。
・新郎新婦に、今後も変わらぬご指導ご鞭撻を賜わりますよう、心よりお願い申し上げます。
・なにかと未熟な2人でございますので、末永いご指導ご助言をいただきたく、改めてお願い申し上げます。
・どうぞこれからも、時には励まし、時には厳しくご指導をいただき、縁あって結ばれました2人を、見守ってくださいますようよろしくお願い申し上げます。
〇締め・結びの言葉
・最後になりましたが、皆様のご健康と、さらなるご繁栄を申し上げます。本日はお忙しいところ、誠にありがとうございました。
・皆様の末永いご健康とご多幸をお祈り申し上げ、私のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
・誠に簡単ではございますが、これでご挨拶にかえさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。
・本日はお呼びたてしておきながら、まことに粗酒粗肴、なにかと不行き届きの点もあったかと存じますが、どうかお許しください。
結びに皆様のご健康をお祈り申し上げ、両家代表のごあいさつにかえさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。